確か息子は小1のときに読みました。
電子工作を題材にしたマンガです。
『ハルロック』(西餅 / 講談社) 全4巻
過去に「週刊モーニング」で連載していました。
子どものために選んだのではなく、
自分が持っていたマンガを、そろそろ読めるかもと思って渡してみたものですね。
ふりがなは無いので、だいたいの常用漢字が読めるか、
雰囲気で漢字の読み方を推測できないと読み進められないと思います。
(息子は後者の推測しながら読む方でした)
どんな本?
主人公は女子大生。
趣味は電子工作です。
おしゃれで服を買うくらいなら、オシロスコープが欲しいタイプ。
周りの人の悩みを解決するような、
いちおう役に立つんだけど、なぜか面白要素のある発明をする話が多いです。
電子工作の知識やノウハウが学べるマンガというわけではありません。
ただ、「なんか電子工作って面白そう!」と思わせる本です。
主人公のハルさんは小さい頃から電子機器の分解が好きな子ども。
高校に入って電子工作と出会い、その沼にどっぷりと浸かっていきます。
そして珍発明を作り続ける日々へ。
ハルさんは電子工作への情熱もそうですが、行動力がすごいです。
問題解決や工作そのものに真摯に向き合う姿勢が
周囲の人たちにも影響を与えていきます。
物語後半は、作品の販売イベントへの参加をきっかけに、
周りの協力もあってビジネスの道へと進んでいく怒涛の展開になります。
作中でハルさんは変人扱いされていますが、他の登場人物もたいがい変人です。
レギュラーメンバーでまともなのは、ハルさんから師匠扱いされる小学生男子くらいではないか。
子どもの反応
面白かったらしく、電子工作キットをねだられました。
はんだ付けは厳しいかなと思い、はんだを使わなさそうなスターターキットを選びました。
PurEyes Arduinoをはじめよう第3版対応 電子工作スターターキット
パソコンが必要です。
LEDライトを点滅させる、通称「Lチカ」までやって
いったん満足したのか、それ以降はあまり触っていません。
配線の他に簡単なプログラミングも必要になってくるので、
ひとりで進めるには確かに難しいです。
もう半年か1年くらい触っていないですが、久しぶりに一緒にやろうかな。
ちなみに、このマンガは妻も好きです。
もともと電子工作には憧れをもっていたようで、ハルロックを読んだ後にはその想いが最高潮に。
読んだ当時は はんだ付けカフェ?に行って、子どものおもちゃを修理していました。
※ 妻も私も、キャリアのスタートはソフトウェアエンジニアです。
普段ソフトを触っているためか、「ハードわかる人カッコいい」みたいな憧れがあります。
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