[本][子育て]声に出して読みたい理系用語

小2男児に与えてみた本です。
声に出して読みたい理系用語』(信定 邦洋 / KADOKAWA)

専門用語というか、キャッチーな言葉を知るのが好きそうだったので与えてみました。
子ども自身が、理系に進むことを既定路線として考えている風ですし。
親としては、少しでも雑学として頭に残ってくれればいいなくらいの期待値です。
あとは知的好奇心の刺激。

「声に出して読みたい〇〇」って何冊くらいあるんでしょうね・・・

どんな本? インパクトの強い用語集

理系ノンジャンルでの面白い用語を集めた本です。
理系出身の教育者の方が書いています。

表紙の折り返しには
言うだけで気持ちいい! 説明できたらカッコいい!
とあり、語感のいいものを集めたようです。

2ページ見開きで1つの用語が説明されています。
全部で80個あります。
巻末には、オマケ用語としてプラス50個が載っています。
オマケの方は、2〜3行の簡単な説明が単語帳のように列挙されています。

子ども目線での読みやすさとしては、
基本的な漢字は読める前提で、時々ふりがなが振ってある程度です。

用語をイメージしやすいように、イラストも描かれています。


カリー=ハワード同型対応とか、ナビエ=ストークス方程式とか、ルジャンドル多項式とか、
自分的にはカッコいいと思うんですけど載ってなかったです。
メジャーすぎるからか。

子どもの反応

まだ全部は読んでいないようです。
ふとしたときに「クソニンジン」とか「トゲアリトゲナシトゲトゲ」とか言っていたので、
最初の方は読んだんだなと。

でも「その言葉って意味なんだっけ?」となっていたので、
やはりキャッチーなキーワードとしては覚えてるけど、理解はしてないのかも。

何か一つでも残ってくれればいいですけどね。
自分は過去に『味のなんでも小事典』という講談社ブルーバックスの本を読んで、
「唐辛子の辛さはカプサイシン」
「わさびの辛さはアリルイソチオシアネート
という役に立たない知識を得ていまだに覚えていますが、それで満足しています


親が覚えていて、日常の中で使えるチャンスがあったら使ってみると
長期記憶として頭に残りそうで良さそうだなと思いました。

シミュラクラ現象とか結構使いどきあります。
息子の場合、ゲーム「マインクラフト」をやっているので、
そこに登場する爆弾「TNT」すなわちトリニトロトルエンも使えます。

「日常の中で」ということでだと、
用語の説明ページの最後に、「会話で使うならこういう感じ」の例が載っています。
その会話例は結構無理やりな感じなのが面白いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました