子どもに与えている本と、その反応などについてです。
昨日の夜、私も息子もハマっているマンガ
『Dr.STONE』と一緒に置いておきました。
『マンガと図鑑でおもしろい! わかる元素の本』(うえたに夫婦 / 大和書房)です。
Dr.STONEは科学マンガですね。
週刊少年ジャンプで連載しているジャンルとしては珍しいのでは。
ストーリーの中で化学、地学、物理学、生物学、心理学、地理学などが
ふんだんに散りばめられています。
元素の本は、他にも簡単な図鑑が家にあるのですが、
違う角度から好奇心を刺激、あるいは知識を補強する意味で買ってみました。
読んだのは小学校2年生の男児です。
どんな本? 身の回りの元素を知る
マンガを主軸として、時々まとめページが載っている本です。
宇宙人がハカセのもとに現れ、身の回りのものに含まれる元素を探していくという筋書きです。
身の回りのものを通して、元素を身近に感じてもらおうというコンセプトですね。
人体の構成元素も載っていて、マンガ『鋼の錬金術師』を想起させます。
※主人公が死人を蘇らせようとして、
人体を構成する元素の比率をブツブツ言うシーンがあります。
巻末には、ストーリーとは関係なく図鑑的に各元素の特徴がまとまっています。
読みやすさは、
漢字にはふりがなが振ってあり、小学校低学年でも十分読めます。
大人も化学に精通しているわけでなければ、新しい発見があるので楽しく読めるでしょう。
元素番号68、Er(エルビウム)なんかは自分の中では存在感が薄かったですし、
光ファイバーの素材として活用されるとは知りませんでした。
子どもの反応
子どもは最近めちゃくちゃ早起きで、
買った次の日の朝、私が起きてくるころにはもう読み終わっていました。
ただ、ストーリーとしては読んでいるものの、
細部をきちんと読み込んでいるわけではないようでした。
何回も読んで欲しいのですが、基本1回しか読んだら満足しちゃうんだよなぁ……
面白かったか聞いて見ると「まあまあ」。
「ニッケルとかコバルトでできてるものは知らなかった」
とのことなので、刺さるポイントもいくらかあったようです。
あとはなぜか元素の発見年に注目していました。
「白金は化学反応を速めるらしいよ」とも言っていました。
私からは「それDr.STONEにも書いてあったじゃん」。
まさにちょうど買ってきた巻に書かれていたことです。
とりあえず「触媒」という言葉の説明をしておきました。
親の注意力も試されますが、こういう会話ができるのは楽しいものです。
コメント