小3の息子と書店に行ったときに、息子が手に取った本です。
『やばいことわざ』(齋藤 孝 (監修) / アスコム)
シンプルなタイトルで、背表紙にハッキリとしたフォントで「やばい」と書いてあり、
子どもの目を引くのでしょう。
立ち読みして気に入ったようだったので買ってみました。
「やばい」とありますが、載っているのは、いたって普通のことわざです。
どんな本?
タイトルの通り、ことわざ紹介の本です。
子どもの興味を引くように考えて作られています。
カバー折り返しには、
「君の行動はことわざで予言されている」とあります。
日常の「あるある」に対して、
同じような状況をズバリ言い表している ことわざがあることを「予言」と表現しています。
この本で「やばい」と言っているのは、
「この ことわざを知っていれば、失敗が避けられるはず。やばいでしょ?」
というような意味です。
構成
表紙の右上に「小学生〜中学生向き」とあります。
ふりがなが振られているので、ひらがなとカタカナさえ読めれば読めます。
全部で170ページほどの本で、1〜2ページに1つのことわざが載っています。
どの ことわざにも、カツヤマケイコさんの味のあるイラストが添えられています。
1枚絵ですが、学校生活や家庭を題材にしたイラストが多いので、
子どもでも状況がスッと頭に入ってくるのだと思います。
イラスト、説明、使い方がまとまっており、
「予言された君へ」というアドバイスも載っています。
子どもの感想
やはりイラストがあり、イメージが掴みやすいようです。
「例みたいなことが起きた時には使えるから、役に立った」と言っていました。
実際に、スーパーで野菜を選ばせたときのこと。
値段の違うものが2種類あったのですが、
「安物買いの銭失い」と言いながら高い方をカゴに入れていました。
ちょっとズレてもいるし、迷惑な使い方ですが、記憶に残っているんだなとは思えました。
電車での移動中も読んでいたので、子どもにウケはいいんだろうな。
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