子どもと遊んだゲームと、その反応についても書いてみようと思います。
第一回は「おおきな森のどうぶつしょうぎ」です。
大きな森のどうぶつしょうぎ以前
最初に子どもと将棋を指したのは、息子が3歳くらいのときだったと思います。
「じっくり考えることが好きになってくれたらいいなー」くらいの動機です。
そのときは本当の どうぶつ将棋 ではなく、
マンガ「3月のライオン」に付録としてついていた
「おでかけニャーしょうぎ」という小さいサイズのものです。
縦4マス×横3マスで、お互いの駒も4つずつという非常にシンプルなもの。
こんなにシンプルなものから始めたのですが、
まず先攻、後攻のターン制であることを理解するのに時間がかかりました。
平気で2回連続行動をしてきます。
また、最初は駒の動きもムチャクチャです。
「ピンクの丸がついてる方にだけ1マスだけ動けるんだよ」。
これが なかなか理解できません。
理解するまでに、少なくとも2ヶ月はかかった気がします。
「なんでできないの」とガミガミいうとつまらなくなるので、
細かいルールは気にせず、ちょっとずつ矯正していきます。
焦らず根気が必要なフェーズです。
大きな森のどうぶつしょうぎ
大きい盤に変えたのは5〜6歳くらいのとき。
変えてみたら意外とすんなりできました。
進める動きが駒に書いてあるのは「ニャーしょうぎ」と同じなので、覚えやすかったようです。
やはりウサギ(桂馬)が一番動き方に苦戦していましたね。
「どうぶつしょうぎ」にもいろいろな大きさがあります。
3×4マスとか、5×6マスとか。
「大きな森のどうぶつしょうぎ」は、普通の将棋と同じく、9×9マスです。
というか、駒が動物なだけであとは普通の将棋です。
年長さん後半くらいになると、だんだんと考えながら指すようになってきて、
詰まされないように逃げるのがうまくなっていきました。
「案外、1手先・2手先くらいまで考えて指せるようになるんだなあ」
と思った時期です。
なお、我が家は毎日コツコツ指すのではなく、週末に一気に数局指すようなスタイルでした。
平日は時間取れず。
将棋のプロを目指しているわけではないですからね。
どうでもいいのですが、個人的な感想として、どうぶつしょうぎは駒の質感がとても良いです。
木製で、すべすべしています。
触っていて気持ちいいです。
そして本将棋へ
本将棋というのはいわゆる普通の将棋のことです。
小1で仲良くなったクラスメイトが将棋が好きだったらしく、
将棋の入門本も読んで学校で指していたよう。
入門マンガを学校の朝読書の時間にも読んでいました。
最初はこの本から始めました。
『マンガと図解で早わかり 強くなる! こども将棋入門』
いつの間にか動物ではない駒の動かし方を覚え、
家でも時々「将棋をやろう」と言い出していた時期です。
もう動物の駒からは卒業です。
でも、我が家では、どうぶつしょうぎの盤に普通の将棋の駒を置いてやっています。
この後、キーワード(専門用語?)が好きな息子は、
自然と戦法や定跡といったものに興味を持っていきます。
が、詰将棋を解きまくったり、定跡を覚えまくったりするほどの集中力は見せませんでした。
最近は指すことが減っていますが、忘れない程度には時々誘おうかな。
あるいはNintendo Switchにソフト入れたらやりそう。
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