子どもと大きめの書店へ行って、生物学のコーナーで見つけた本です。
『おどろきダンゴムシ図鑑』(奥山 風太郎 / 幻冬舎)
息子が小1、娘が3歳のときに購入しました。
大抵の子どもは、まあダンゴムシ好きだと思います。
他の虫はダメでも、てんとう虫と ダンゴムシは触れる
という子は多いんじゃないでしょうか。
身近な虫、ダンゴムシ。
その一端の一端しか知らなかったんだなというのを、
大人の自分も知った本です。
虫をアップの写真で見るのが気持ち悪いという方は、
本記事の最後に書いた『ぼく、だんごむし』という福音館書店の絵本がオススメです。
どんな本?: タイトル通りのやつ
普段見ているグレーっぽい色のダンゴムシ。
ダンゴムシってそれだけじゃないよ、というのがわかる本です。
白、黒、黄色・・・と様々な色合いが特徴的だったり。
トゲトゲでダンゴムシには見えなかったり。
毛が生えていたり。
ちなみに日本でよく見かけるダンゴムシは、
オカダンゴムシとのことです。
本に載っているのは、もちろんダンゴムシの一部です。
トピックとして掲載されているのは45種類くらい。
一方、ダンゴムシの仲間は1350種ほどあると書かれています。
見開きやコラムもありますが、
本の基本構成はダンゴムシの写真、名前と説明が1ページにまとまっています。
また、
「ペンギンを彷彿させるカラーリング」
「わさびのすりおろしに使えそう」
のように特徴を表すタイトルが冠されています。
なにそれ。
あとは「色あざやか度」「ぺったんこ度」「ふわふわ度」などの
よくわからないバロメーターが書いてあります。
なにそれ。
漢字の振り仮名は基本ないです。
時々振ってあるのですが、どういう基準で振ってあるのかわからないです。
また、まあまあなアップの写真が載っているので、虫が苦手な方は注意です。
子どもの反応: ダンゴムシ、かわいい
率直な反応は、「これもダンゴムシなの!?」です。
基本「かわいい かわいい」言いながら読んでいました。
(読むというか写真を見る)
あとはやはり謎のバロメーターが気になっていました。
名前や生息地を覚えたりすることはなかったですが、
青いダンゴムシが載っており、
病気で青くなるのだという事実は印象的だったようです。
何かの役に立ったかというと、特に何もないです。
でも世界は広がったはず。と信じたい。
関連本: ぼく、だんごむし
ダンゴムシ関連の本では、この絵本もいい本です。
『ぼく、だんごむし』(得田 之久 / 福音館書店)
この本も娘は3歳になりたてのときに読みましたが、
新聞紙、段ボール、コンクリートを食べるという生態が衝撃的だったらしく。
ダンゴムシを見かけるたびに
「ダンゴムシってね、コンクリート食べるんだよ」
と言っていたのを思い出します。
絵本なので、全編ひらがなとカタカナで書かれています。
全28ページ。
デフォルメされたイラストなので、虫の写真が苦手な方でも大丈夫です。
(たまごを産む絵は若干気持ち悪い)
※ 虫関連は全般的にかもですが、トライポフォビア(集合体恐怖症)の方には向かないかも
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