娘が2歳後半のときに買った本です。
自然や、動植物に興味を持ってほしいなと思い選定しました。
『ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせ かがくのお話25』(山下 美樹 / 西東社)
お話と一緒に、お話に関する科学コラムが書かれています。
「国立科学博物館 (監修)」とあるのが信頼度の高さを感じさせます。
どんな本?
1話あたり8〜10ページのストーリーが書かれています。
どんぐりや納豆が主人公だったり、
身近なことに疑問をもった少年少女が出てきたり。
動物、植物、昆虫など、生物関係が多いです。
お話の後には2ページ見開きのコラムがあります。
例えば、金魚のお話の後にエラ呼吸の話が載っていたりして、理解を深められます。
コラムは、幼稚園児には内容的にちょっと難しいかもしれませんが。
興味なさそうであれば読まなければいいだけですね。
ストーリーはひらがなとカタカナで書かれています。
コラムは漢字もありますが、振り仮名がついています。
年長さんくらいになると、ひらがな・カタカナをマスターしている子もいるので、
自分でも読めるのではないかと思います。
お話の中には大人が読んでいても「そうなんだ〜」と思うような話題も出てきます。
蚊に刺されても痛くない理由とか。
でもただのストーリーなので、小さい子向けに
知識を強調して植え付けるには、読む側が棒読みじゃなくて工夫も必要でしょう。
「てんとう虫って黄色い汁だして戦うんだねー」とか。
一緒になって「へえ〜」と思っているような読み方がいいのかなと。
もう少しレベルを上げていいなと思えば
「イモムシが蝶々になることは変態っていうんだよ」とか、
親の知っている付随する知識を与えるのもいいですね。
子どもの反応
娘は特に恐竜の話がお気に入りで、何度も読まされました。
「親子で恐竜の博物館の展示を見ていたら、いつの間にか恐竜がいる世界に行っていた」
みたいなSFっぽい話です。
繰り返し「読んで」と言われる本の仲間入りしたのは良かったです (⌒~⌒)
娘が3歳になってから、動画サイトで科学博物館の恐竜の展示を見せたのですが、
この本の内容を覚えてくれていて、「絵本で見たやつだ!」となっていました。
それぞれお話の部分は普通の絵本みたいに読めるんですが、
その後のコラムを隅々まで読ませてくるのが厳しかったですね……
寝かしつけで読むには喉がね……
2歳児に買ったものですが、当時7歳の上の子も一緒に読み聞かせを聞いていて、
その後に自分でコラムを読んでいました。
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